SPARC: スライスの選択 この画面では、インストールに使用する VTOC スライスを選択できます。 インストールに使用するスライスを示すには、そのスライスを選択して種類を「rpool」に変更します。 また、任意で rpool のサイズ変更もできます。 画面には、前の画面で選択したデバイス内にある既存のスライスが表示されます。 スライスは、ディスクに配置されているのと同じ順番で表示されます。 各スライスの現在のサイズと使用可能な最大サイズが表示されます。 ガイドライン * デバイスに 1 つの rpool のみ持つことができます。 そして、Oracle Solaris がその rpool にインストールされます。 * rpool のサイズは、使用可能な最大サイズまで増やすことができます。 スライスが「未使用」と表示されている場合、使用可能な領域が使用可能列に表示されます。 スライスを「未使用」に変更すると、その領域を隣接するスライスで使用できるようになります。 * 赤色のアスタリスクは、スライスの内容がインストール中に破棄されることを示しています。 ユーザーによりスライスが明示的に変更されない場合、スライスの内容はインストール中も保持されます。 注: インストール中にミラー化された構成を設定する必要はありません。 インストール後、ZFS の attach コマンドを使用してこのタスクを実行できます。 ミラー化された構成を設定する予定の場合、2 番目のディスクはインストール先以上の大きさでなければならないことを覚えておいてください。 画面内容の変更方法 次のオプションのいずれかを使用して画面の内容を変更できます。 * F5_種類の変更 - 強調表示されたパーティションで、望ましい種類が表示されるまで F5 を繰り返し押し、スライスの種類を切り替えます。 * 編集可能なフィールド - 選択したフィールドが強調表示されている場合、そのフィールドで変更を入力できます。 * F7_リセット - この画面のデータをすべて元の設定に戻すには、F7 を押します。 手順 このヘルプ画面を終了するには F3 を押します。 次に、インストーラ画面で、対象のスライスが選択されていない場合は、矢印キーを使用して選択します。 選択したスライスの種類が rpool でない場合は、rpool の種類が表示されるまで F5 を繰り返し押し、種類を切り替えます。 重要: デバイスに 1 つの rpool のみ持つことができます。 オプション: 次に説明するように、スライスの配置の変更をさらに任意で行うことができます。次に F2 を押して次の画面に進みます。 変更した内容は、インストール中に実装されます。 配置の変更を記録するには、最初に矢印キーを使用して変更するスライスを強調表示します。 そのあと、次のアクションのいずれかを実行します。 * スライスの削除 - 「未使用」の種類が表示されるまで F5 を繰り返し押し、スライスの種類を切り替えます。 スライスが「未使用」の場合、その領域は隣接するスライスで使用できるようになります。 * スライスの種類の変更 - F5 を押してスライスの種類を変更します。 たとえば、種類を「rpool」に変更します。 * スライスのサイズ変更 - 選択したスライスのサイズが強調表示されている場合、そのスライスのサイズを変更できます。 編集可能なフィールドに、使用可能な最大サイズ以下のサイズを新規に入力します。 * スライスの新規作成 - 未使用のスライスを選択します。 F5 を押して、スライスの種類を「未使用」から「rpool」などのほかの種類に変更します。 注: F7 キーを使用して変更を取り消せます。 ナビゲーション 画面間をナビゲートするには、各画面の下部に一覧表示されているファンクションキーを使用します。 各画面のテキストを移動するには矢印キーを使用します。 注: キーボードにファンクションキーがない場合やキーが反応しない場合は、ESC を押して、ナビゲーション用の代替 ESC キーを表示します。