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.TH ktkt_warnd 1M "2013 年 11 月 20 日" "SunOS 5.11" "システム管理コマンド"
.SH 名前
ktkt_warnd \- Kerberos 警告デーモン
.SH 形式
.LP
.nf
\fB/usr/lib/krb5/ktkt_warnd\fR 
.fi

.SH 機能説明
.sp
.LP
\fBktkt_warnd\fR は、ユーザーの Kerberos チケットの期限が近づいたときにユーザーに警告したり、期限切れになる前にチケットを更新したりできる、Kerberos クライアントのデーモンです。\fBkinit\fR コマンドの使用後など、チケット認可チケット (TGT) が最初に取得されたときに \fBinetd\fR によって呼び出されます。\fBktkt_warnd\fR は、クライアント上のユーザーおよびシステムごとの構成ファイルを介して構成できます。構成ファイルでは、端末、メール、または \fBsyslog\fR によってチケットの有効期限の通知を指定するか、TGT を更新することを指定できます。
.SH ファイル
.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB/etc/krb5/warn.conf\fR\fR
.ad
.sp .6
.RS 4n
Kerberos 警告構成ファイル
.RE

.sp
.ne 2
.mk
.na
\fB\fB/var/user/$USER/krb-warn.conf\fR\fR
.ad
.sp .6
.RS 4n
ユーザーごとの Kerberos 警告構成ファイル
.RE

.sp
.LP
ユーザーの構成ファイルが存在しない場合は、\fB/etc/krb5/warn.conf\fR が使用されます。
.SH 属性
.sp
.LP
属性についての詳細は、マニュアルページの \fBattributes\fR(5) を参照してください。
.sp

.sp
.TS
tab() box;
cw(2.75i) |cw(2.75i) 
lw(2.75i) |lw(2.75i) 
.
属性タイプ属性値
_
インタフェースの安定性確実
.TE

.SH 関連項目
.sp
.LP
\fBsvcs\fR(1), \fBinetadm\fR(1M), \fBinetd\fR(1M), \fBsvcadm\fR(1M), \fBwarn.conf\fR(4), \fBattributes\fR(5), \fBkerberos\fR(5), \fBsmf\fR(5)
.sp
.LP
\fI『Managing Kerberos and Other Authentication Services in Oracle Solaris 11.3 』\fR
.SH 注意事項
.sp
.LP
\fBktkt_warnd\fR サービスは、サービス管理機能 \fBsmf\fR(5) によって、次のサービス識別子として管理されます。
.sp
.in +2
.nf
svc:/network/security/ktkt_warn:default
.fi
.in -2
.sp

.sp
.LP
\fBktkt_warnd\fR はデフォルトでオフですが、管理者によってオンにできます。有効化、無効化、または再起動要求など、このサービスに関する管理操作は、\fBsvcadm\fR(1M) を使用して実行できます。このサービスを開始または再開始する責任は \fBinetd\fR(1M) に委託されています。このサービスの構成を変更したり、構成情報を表示したりするには、\fBinetadm\fR(1M) を使用します。サービスのステータスを照会するには、\fBsvcs\fR(1) コマンドを使用します。