'\" te .\" Copyright 1989 AT&T Copyright (c) 1996, Sun Microsystems, Inc. All Rights Reserved .TH factor 1 "1996 年 1 月 31 日" "SunOS 5.11" "ユーザーコマンド" .SH 名前 factor \- 素因数の分解 .SH 形式 .LP .nf \fBfactor\fR [\fIinteger\fR] .fi .SH 機能説明 .sp .LP \fBfactor\fR は、10^14 以下の正の整数の、すべての素因数を標準出力に書き込みます。素因数は適切な回数だけ書き込まれます。 .sp .LP \fBfactor\fR を引数なしで実行した場合、factor は整数が入力されるのを待ちます。\fI\fR整数が入力されると、factor はその整数を素因数に分解し、適切な回数だけ出力して、再び整数が入力されるのを待ちます。0 または数値以外の文字を入力すると、\fBfactor\fR は終了します。 .sp .LP 引数 (整数) を指定して \fBfactor\fR を実行すると、factor はその整数を出力し、素因数に分解して、すべての素因数を前述のと同様に出力し、終了します。\fI\fR\fI\fR引数が 0 または数値以外の文字の場合、\fBfactor\fR は 0 を出力して終了します。 .sp .LP 整数を素因数分解する最大時間は sqrt(n) (\fIn\fR は入力する整数) に比例します。\fIn\fR が素数または素数の二乗である場合、\fBfactor\fR は、素因数の計算にこの最大時間を必要とします。 .SH オペランド .sp .ne 2 .mk .na \fB\fIinteger\fR \fR .ad .RS 12n .rt 10^14 以下の正の整数 .RE .SH 終了ステータス .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB0\fR\fR .ad .RS 5n .rt 正常終了。 .RE .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB1\fR\fR .ad .RS 5n .rt エラーが発生した。 .RE .SH 診断 .sp .LP 範囲外の数値や意味のない文字の入力に対しては、\fBfactor\fR は「\fBOuch!\fR」というエラーメッセージを出力します。 .SH 属性 .sp .LP 属性についての詳細は、マニュアルページの \fBattributes\fR(5) を参照してください。 .sp .sp .TS tab() box; cw(2.75i) |cw(2.75i) lw(2.75i) |lw(2.75i) . 属性タイプ属性値 _ 使用条件system/extended-system-utilities .TE .SH 関連項目 .sp .LP \fBattributes\fR(5)