'\" te .\" Copyright (c) 1996, Sun Microsystems, Inc. All Rights Reserved .TH dumpcs 1 "1996 年 12 月 20 日" "SunOS 5.11" "ユーザーコマンド" .SH 名前 dumpcs \- 現在のロケールのコードセット一覧表を表示 .SH 形式 .LP .nf \fBdumpcs\fR [\fB-0123vw\fR] .fi .SH 機能説明 .sp .LP \fBdumpcs\fR は、ユーザーの現在のロケールに対応するコードセットの印字可能文字を 16 進数のコード値とともに表示します。ユーザーの表示端末はそのロケールの文字を表示できるものとします。オプションなしで起動した場合は、現在のロケールの印字可能文字をすべて表示します。\fB\fR .sp .LP 1 つ以上の数字オプションを指定した場合には、指定した コードセット番号に 対応する現在のロケールの \fBEUC\fR コードセット が、コードセット順に表示されます。非印字文字は、その文字が属しているコードセットに 固有な表示幅分の個数の \fBASCII\fR スペース文字で 置き換えられ、非印字文字であることが直前のアスタリスク ( * ) で示されます。 .SH オプション .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB-0\fR \fR .ad .RS 7n .rt \fBASCII\fR または \fBEUC\fR プライマリコードセットの文字を表示します。 .RE .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB-1\fR\fR .ad .RS 7n .rt \fBEUC\fR 補助コードセット 1 の文字を表示します (現在のロケールで使用されている場合)。 .RE .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB-2\fR\fR .ad .RS 7n .rt \fBEUC\fR 補助コードセット 2 の文字を表示します (現在のロケールで使用されている場合)。 .RE .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB-3\fR\fR .ad .RS 7n .rt \fBEUC\fR 補助コードセット 3 の文字を表示します (現在のロケールで使用されている場合)。 .RE .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB-v\fR\fR .ad .RS 7n .rt 「冗長」。非印字文字をリストしてコード表を表示します。このオプションがなく、非印字文字が 1 行以上連続した場合、最初の行の最初のカラムにアスタリスクがあるだけの 1 つの行で置き換えられます。 .RE .sp .ne 2 .mk .na \fB\fB-w\fR\fR .ad .RS 7n .rt コード値を、対応するワイド文字の値で置き換えます。 .RE .SH 環境 .sp .LP 環境変数 \fBLC_CTYPE\fR と \fBLANG\fR は、\fBdumpcs\fR の文字分類を制御します。\fBdumpcs\fR を起動すると、これらの環境変数は、 LC_CTYPE、 LANG の順にチェックされます。たとえば、 \fBLANG\fR を新しく設定しても \fBLC_CTYPE\fR の現在有効な文字分類にオーバーライドすることはありません。有効な値がない場合、文字分類はデフォルトで POSIX.1 の C ロケールに設定されます。 .SH 属性 .sp .LP 属性についての詳細は、マニュアルページの \fBattributes\fR(5) を参照してください。 .sp .sp .TS tab() box; lw(2.75i) lw(2.75i) lw(2.75i) lw(2.75i) . \fB属性タイプ\fR\fB属性値\fR 使用条件system/core-os .TE .SH 関連項目 .sp .LP \fBlocaledef\fR(1), \fBattributes\fR(5) .SH 注意事項 .sp .LP \fBdumpcs\fR は \fBEUC\fR ロケールでのみ使用できます。